ラムネと夏の色
あ、もう気づけば八月。そういえば去年の今頃は「無理!絶対再試だよー!」とひんひん言いながらテスト勉強していた。
周りの大学はもう夏を楽しんでいるというのに!このテストやら再試やらが終わるのは八月中盤になってからで近年夏という季節をほとんど楽しめていない。今年はというと私は紆余曲折あって六月から休学し、実家で毎日を過ごしている。
少なくとも近年よりかは夏を楽しんでいると思う。パーッと海に出かけたり夏祭りに行っているわけじゃないけれど、家族そろって冷えたスイカやかき氷を食べたり、駄菓子で宴会したり、涼しい夕に散歩したり・・・と毎夏にやっている小さな出来事が案外良かったりする。
私にはこれをやらなきゃ夏じゃないぜー的な毎年の習慣を持っている。それはラムネを嗜むこと。夏に飲む冷たーいラムネが大好きだ。
ラムネと市販のサイダーの味って何かが少し違う気がする。どこが違うのかしらと思って調べてみたら、たいして変わらないものらしい。まあ、でもまさかジュース会社は同じ色の何種か出すとしてもすべて同じ味にしないよな。
ラムネはあの瓶の色のせいかサイダーよりもさらに涼しげな特別感ある飲み物という感じがする。
あの瓶の色は例えるなら夏の色。夏って私の中ではさわやかな涼しげな青というイメージ。夏ときいて赤とか暑そうな色よりも涼を求めて青と答える人は多いんじゃないのかな?
さて、冷蔵庫にラムネが冷えていることを思い出したので一本いただくか。